牧谷窯、杉本さんの器に感じるカルチャー

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牧谷窯の杉本さんはQuwanが一番初めにお取り扱いをさせて頂いた思い入れある作家さんです。

まだ右も左もわからない時に様々なことを勉強させていただきとてもお世話になりました。
そんな僕たちが思い入れある、杉本さんの事、牧谷窯の器の事をお話しさせて頂きます。

目次

  • 牧谷窯の杉本義訓さんという人
  • 型物の仕事
  • モチーフとしての民藝
  • 牧谷窯の可能性

牧谷窯の杉本義訓さんという人

鳥取の美しい海岸線が続く牧谷という場所に杉本さんの窯はあります。

初めてお伺いした時、工房に置いてあるヴィンテージ古着の雑誌と積み上げられたサーフボードが印象的で、 アメカジとサーフと器というカルチャーの交わりにわくわくした事は忘れられません。
杉本さんは民藝の影響を色濃く受けた岩井窯で修行し2001年に独立されました。

独立後数年は蹴ロクロで民藝的な器をつくっていました。

民藝的と言っても線の整ったその形は今の作風に繋がる”らしさ”を持っていたように思います。

型物の仕事

武内清二郎氏の作品に影響を受けたというその器は、独自の解釈が加えられしっかりと整った形をしています。特徴的なディテールをうまく切り取り今のモノにまとめ上げるセンス良い仕事です。

いくつもの種類の器は、様々な色やデザインでプリントされた古着のTシャツの様な親しみを覚えるのは私だけでしょうか。

見てわかりやすい、手を伸ばしやすい器を作りたいとおっしゃられた言葉通りの器です。

 

出典:武内晴二郎作品集より鉄練上手碗

出典:武内晴二郎作品集より練上手角小皿

モチーフとしての民藝

民藝という考え方は柳宗悦の時代に完成しました。
しかし完成している半面、デメリットもあるかもしれません。

民藝という形、背景を守るがゆえに変化を良しとせず時代に置いて行かれてしまう、そんな事も少なからず起こりえます。

民藝をモチーフと捉える事で縛りがなくなり自由な発想で挑戦できるのではないか、牧谷窯のような器と向き合うとそのような気にさせてくれます。

牧谷窯の可能性

鮮やかな練り上げの器の根底にはしっかりとした意思が感じられます。
それは作家的な意思ではなく職人としての心構えのようなものかもしれません。

高台はなくエッジを立てた縁、シンプルな色味の組み合わせと反復される練り上げの柄。 すべての器に共通するディテールはアイコンとなりながらも作家の気配を薄めることに成功しています。

生まれ育った土地と繋がり、今の形で風土に溶け込もうとする窯が鳥取の牧谷窯です。

牧谷窯,杉本義訓:練上げの器

牧谷窯の器はこちらよりご覧いただけます。

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